宇宙開発事業を
バックアップする
ガスセンサ技術

新コスモス電機と宇宙開発事業

当社では、2000年代前半から様々な形で宇宙開発事業におけるガスセンサ・ガス警報器の開発に携わってきました。有人宇宙船内おける宇宙飛行士の安全確保のための毒性ガスセンサ、宇宙船の打ち上げ時の安全確保のためのガス警報器、燃料として使用される水素の爆発防止のための水素センサなど、ガスセンサ技術を用いた様々な製品が宇宙開発事業をバックアップしてきました。

宇宙船内の
安全確保のために

真空中で使用できる水素センサを
JAXAと共同開発

宇宙船には、燃料として液体水素が使用されており、万一の水素漏えいを検知する必要があります。ただ一般的な水素センサは、酸化還元反応を利用して検知をしているため、酸素のない場所では使用できないという問題がありました。そこで、センサ素子を改良し、水素の吸着による素子の抵抗変化を見ることでJAXAと共同開発をし、高真空中でも水素を検知できる水素センサを開発しました。

センサ構造図