株主・投資家の皆様へ

株主・投資家の皆様へ

新型コロナウイルス感染症が収束し、ポストコロナ時代に入りました。不安定な国際情勢や為替相場は続いているものの、国内の経済はゆるやかな回復傾向となっています。当社グループにおいてもポストコロナの働き方を模索しつつ、10月には4年ぶりとなる社員旅行を実施するなど様々な面でコロナ前の日常が戻りつつあります。

新コスモス電機グループは、「センシング技術とサービスで世界中の安全・安心・快適な環境創りに挑戦する」を使命に掲げ、事業を展開しております。また、「世界中のガス事故をなくす」を大目標として掲げ、中期経営計画では特にグローバル展開とサステナビリティへの取り組みを推し進めています。

グローバル展開では、拠点の整備として2023年はパリ事務所の開設と台湾事務所の現地法人化を行いました。また北米における電池式メタン検知器は引き続き好調です。サステナビリティへの取り組みとしては、グループ会社であるフィガロ技研製のアルコール検知器「フーゴシリーズ」の販売を通じて飲酒運転撲滅に貢献したいと考えております。アルコール検知器を用いてのアルコールチェックの義務化がいよいよこの12月よりスタートします。昨年の道路交通法施行規則の改正により新たに義務化対象となった事業所様を中心に現在営業活動に力を入れています。

2023年度の上半期を終えて、「中期経営計画2022-2024」は折返し地点を迎えました。当社グループの第2四半期決算は増収減益という結果となりましたが、中期経営計画は順調に推移しております。依然として世界情勢は先行きが不透明な状況が続いていますが、グループ一丸となり計画達成に取り組んでまいります。

残り半分となった「中期経営計画2022-2024」を達成できるようグローバルかつサステナブルな視点で事業に取り組み、さらなる飛躍のための挑戦を続けてまいります。株主・投資家の皆様におかれましては、今後も一層のご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

2023年12月

代表取締役社長 高橋良典
代表取締役社長 高橋良典
個人投資家向け説明会動画 当社の事業内容や、直近の業績、取り組みについてわかりやすくご説明します