化学物質リアルタイムモニタで実現する「 誰もが安心して働ける現場」
社会の様々な場面で使用される化学物質は、私たちの暮らしを支える上で欠かせない存在です。しかし、多くの化学物質は人体に何らかの影響を及ぼす性質を併せ持っており、それらを扱う現場において、働く人の健康を守るためのリスク管理は避けて通れない課題です。
2016年の法改正によりリスクアセスメントが義務化されましたが、今なお専門的なノウハウの不足などから、具体的な対応に苦慮している組織も少なくありません。当社は、独自のセンサ技術や、厚生労働省の指針にも採用された評価手法の提供を通じて、誰もが正しく安全管理を行える仕組みづくりを支援しています。
すべての人が安心して働き続けられる社会を目指し、化学物質による健康被害を減らすための新コスモス電機の取り組みをご紹介します。
「法令改正」をきっかけに、一歩進んだ安心を

化学物質を扱うすべての事業者にリスクアセスメントが義務付けられていますが、今、その管理ルールが大きな転換期を迎えています。
2022年5月の労働安全衛生法の改正により、新たな化学物質管理の制度が導入され、これまでの「国が個別に規制する」形から、事業者が自ら有害性を判断し、リスクに応じた対策を講じる「自律的な管理」へと大きく舵が切られました。
リスクアセスメントの対象化学物質は年々追加され、現在2,000物質を超える数にまで拡大しています。つまり、この膨大な数の化学物質に対し、企業が自らの判断で適切な管理を行う必要があるということです。
しかし、専門知識やコストの壁があり、「何から手をつければいいのか分からない」と悩まれている企業も少なくありません。
当社は、長年培ったガスセンサ技術を活かし、「手軽に・誰でも」リスクアセスメントが実施できる環境づくりを支援しています。
- リスクアセスメントとは
- 従来の労働災害防止対策の基本的な手法は発生後に原因を調査し再発防止を行うのに 対し、災害が発生する前に潜在的な危険性や有害性を洗い出し予防安全対策を行うこと。
「大丈夫?」を、「確かな安心」に変える
呼吸等により体内へ取り込まれる物質の有害性についてのリスクアセスメントの方法として、まず計算ツール(CREATESIMPLE)でリスクを「推定」し、一定以上の結果が出た場合に、現場で「測定」へと進む流れがよく行われています。

当社のリアルタイムモニタは、高コストな精密測定を導入する前に、気中の物質濃度を簡便に測定できます。そこでリスクが低いと確認できれば、過剰な対策コストをかけず、その場で評価を完了させることが可能です。
特に、当社が特許を取得している※混合物測定における成分濃度の推算手法は、厚生労働省の「職場のあんぜんサイト」で提供されている支援ツールにも採用されています。
ほとんどの化学物質は人体に何らかの影響を及ぼすと考えられます。当社では対象物質かどうかを問わず、すべての物質でリスクアセスメントの実施を推奨しています。この合理的な手法を広め、あらゆる現場の健康障害防止と、実態に即した安全管理の両立に貢献しています。
※ 関連特許:特許第6629941号
現場の「困りごと」を、データで納得に変えていく
担当者の声
化学物質のリスクアセスメントが義務化されたものの、具体的にどう動けばいいか悩まれているお客さまは多いです。
私たちは単に機器を売るのではなく、「まずは現状を知ることから始めましょう」とお伝えしています。
現場に合わせた最適な評価方法を提案し、その実施を伴走することを大切にしています。
測定データはお客さまにとって、従業員の健康を守るための強力な武器。
これからも一番身近な相談役として、現場の安心を支えていきたいです。
お客様の声
化学物質リアルタイムモニタ XP-3320II-V
対策の効果がすぐ分かる!
エリアごとの濃度分布や、ガスが溜まっている箇所の特定に非常に有効です。
換気などの設備対策をした後、その場ですぐに効果を数値で確認できる点が、特に使い勝手がよいと感じています。
個人ばく露濃度計 XV-389
安心感が違う!
胸元でリアルタイムに濃度が確認できるので、作業中も安心。
データ記録で「どの工程の改善が必要か」が明確になり、根拠のある対策が打てるようになりました。
今後も安心できる作業現場を保つために継続して活用していきたいです。
今後もこのような化学物質のリスクアセスメントをサポートする製品やサービスの提供を通じ、化学物質による健康被害を減らす取り組みに注力してまいります。



