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たくさんあるアルコール検知器、違いはご存じですか?

営業計画推進部 モス男

営業計画推進部 モス男

2022年4月に道路交通法施行規則が改正され、これまでの緑ナンバー車のみでなく、白ナンバー車を一定台数以上使用する事業所(※1)もアルコールチェックが義務化対象となりました。
現在は目視等による酒気帯びのチェックが義務付けられていますが、今年12月から緑ナンバー車同様にアルコール検知器による確認が義務化される予定です(※2)。
※1 白ナンバー車5台以上もしくは定員11人以上の車を1台以上保有の事業所
※2 6月9日 警視庁公表(https://www.npa.go.jp/news/consultation/index.html)

様々な種類のアルコール検知器がありますが、今回はアルコール検知器の選び方についてお話しします。

アルコール検知器の選び方

POINT.1 誤検知の少ない「電気化学式」を選びましょう

アルコール検知器に搭載されているガスセンサは、主に半導体式と電気化学式があります。
半導体式に比べ電気化学式センサはアルコール成分に対し優れた選択性があるため、誤検知が少ないことがわかります。
また、周囲の環境による影響を受けにくいので、アルコールが体内に残っている二日酔い状態を見逃しにくいです。
高精度な電気化学式センサを選んで、業務に支障をきたすリスクを軽減しましょう!

電気化学式と半導体式 比較表
電気化学式 半導体式
メリット
  • アルコール以外に反応しにくい
  • 周囲の環境の影響を受けにくい
  • 回路がシンプルで比較的安価
  • 比較的小型な製品が多い
デメリット
  • 高精度センサのため比較的高価
  • アルコール以外のガスに反応しやすく誤検知の可能性が高くなる
  • 周囲の環境や保管状況により感度が劣化することがある

POINT.2 安心の日本製、J-BACの認定品を選びましょう

市場では、誤検知の多い海外製も流通しています。
国内製造、かつJ-BAC(アルコール検知器協議会)の認定品であれば、信頼性の高い製品です。


J-BAC認定品マーク


POINT.3 使用回数が多い機種を選びましょう

アルコール検知器に搭載されているセンサには寿命があり、使用回数や使用期限は製品によって異なります。
使用回数が多い機種を選択することで交換頻度が減り、コスト削減に繋がります。


幅広いラインナップ「デジタルアルコール検知器 フーゴシリーズ」

当社では、グループ会社であるフィガロ技研株式会社製「アルコール検知器 フーゴシリーズ」を販売しています。
2023年7月26日(水)に発売した新製品「アルコール検知器 フーゴスマートBt+ap」を含めた全4種類のラインナップをご紹介します。


機種 こんな方におすすめ!
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Bluetooth®搭載 無料アプリタイプアルコール検知器 FALC-31ap
  • 拠点ごとのデータを簡単に作成したい
  • メールやLINEを使って管理者へデータを送りたい
    タブレットは1台で複数のアルコール検知器の運用をすることも可能です。
Bluetooth®搭載 クラウドシステムタイプ
アルコール検知器 FALC-31
  • 複数の拠点にわたる多数のデータを手間なく一括で管理したい
単機能タイプアルコール検知器 FALC-21
  • 帳簿など紙ベースで記録を管理するのでシンプルな機能でいい
運送業務に最適な多機能タイプ
アルコール検知器 FALC-11
  • 事務所に据え置き、複数人で共有して常時データ管理をしたい
  • 外出先で測定、機器本体にデータを残して後でPCに接続したい


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営業計画推進部 モス男

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