食品オーブン用ガス警報器 PAN-2000
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- 型式
- PAN-2000
- 検知対象ガス
- 都市ガス/LPG
- 検知原理
- 接触燃焼式
- 検知範囲
- 0~100%LEL
独自の検知方法によりオーブン内のガス濃度を長期安定して検知する、食品オーブン用のガス検知警報器。
特長
- 当社独自のガス検知方法により、オーブン内のガス濃度を長期間安定して検知することが可能。
- 炉内へ挿入した配管内でオーブン内の高温高湿ガスと外気とを混合希釈させ、ガスの湿度を下げることで、配管内結露の発生を大幅に低減。それにより、結露によるドレン排出や配管の詰まりも大幅低減。
- 日常管理の手間やフィルタ等の消耗品の交換頻度が低減でき、ランニングコストカットに。
ドレン排出、配管詰まり低減の仕組み
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●オーブン内の高温高湿ガスをサンプリング配管内で結露させ、オートドレンを排出します。 ●サンプリング配管内で結露したドレンがセンサ部に浸入した場合、センサ故障の原因に。また、このドレンは配管などの腐食の原因にもなります。 ●オートドレンは水封式であり、この水封の管理を怠ると水封機能を保てなくなり外気が混入します。そのため、規定の濃度で警報しない危険があります。 |
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●オーブン内の高温高湿ガスを炉内へ挿入した配管内で外気と混合希釈させ、ガスの湿度を下げることで配管内結露の発生を大幅に低減させます。 ●配管内結露を低減することで、センサ故障を減らすだけでなく配管などの腐食も防止。さらに、配管やフィルタの目詰まりによる吸引流量の低下も低減。 ●オートドレンをなくすことで水封の管理やフィルタ交換など日常管理の手間が軽減。 |
仕様
型式 | PAN-2000 |
検知原理 | 接触燃焼式 |
検知対象ガス | 都市ガス/LPG |
推奨指示警報盤 | NV-500 |
検知範囲 | 0~100%LEL |
警報設定 | 24%LEL(任意設定可能) |
警報精度 | 警報設定値の±25%以下(同一条件下) |
警報遅れ | 警報設定値の1.6倍濃度で30秒以内(配管長さによる遅れは除く) |
外部警報出力 | 個別警報接点、個別有電圧接点、一括警報接点等 |
寸法 | W300×H400×D200mm(突起部を除く) |
その他 | 流量低下検出機能あり(配管詰まり及び、フィルタ詰まりによる故障検出機能) |
ポンプ電源 | DC24V±10% 指示警報盤(NV-500)より供給 |
使用温湿度 | -10~40℃、30~85%RH(但し、結露しないこと) |
吸引方式 | ポンプ吸引方式 |
サンプリング方式 | エアミキシング式 |
吸引流量 | 約0.8L/min(2倍希釈時) |
サンプルガス圧力 | ±1kPaG(変動無きこと) |