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商業施設・ビルのガス設備点検はどうあるべきか?震災対策を見据えた「自主点検」の重要性

営業計画推進部 モス男

営業計画推進部 モス男

大規模な震災に起因する大型商業施設でのガス爆発事故を受け、ガス設備の安全管理の重要性が増しています。

「これまで自社では行っていなかったが、ガス設備の点検は具体的に何をすればいいのか?」「高所にあるガス配管の点検はどうすべきか?」とお悩みの管理担当者様へ、地震対策を見据えた適切な点検手法と、業務を効率化する最新の検知器・警報器の選び方を解説します。

ビル内のガス設備、点検の死角はありませんか?

ビル内には、ガスボイラー室や各部屋への供給配管など、多くのガス設備が存在します。点検において特に課題となるのが以下のポイントです。

  • 高所や閉所の配管: 天井付近や狭いピット内を走る配管は、物理的に手が届かず、点検が困難です。
  • 定置式ガス警報器の更新: 設置後、適切に点検がされていなかったり、保守期限が切れた古い検知器がそのままになっているケースが見受けられます。
  • 微量なリーク(漏えい)の早期発見: 都市ガス(メタン)やLPガス(プロパン)の微量な漏えいは、目視や嗅覚での判断は困難です。

【場所別】効率的なガス漏れ点検とおすすめ機器

可燃性ガス探知器 XP-702IIIS 伸縮棒とガス捕集器を用いた使用イメージ(生成AIで作成)

効率的な維持管理には、現場の状況に合わせたリークディテクター(ガス探知器)の選定が重要です。

ガス設備からの漏えい箇所探知には:可燃性ガス探知器

1979年の発売以来、長年にわたりガス会社様に愛用されている信頼のモデルです。

  • 特長: ごく微量のガス漏れも素早く確実に探知。配管のジョイント部や設備の不具合による漏えい有無の確認に最適です。
  • 高所対応: オプションの伸縮棒とガス捕集器を使用すれば、少し離れた位置にある配管も点検できます。
可燃性ガス探知器 XP-702IIIS 使用例

手の届かない高所や狭所にある配管からのガス漏えい検知は:レーザー式ガス検知器

「高すぎて届かない」「狭くて入れない」といった場所の点検に最適なのがレーザー式です。

  • 特長: 最大30m先までレーザーを照射し、離れた場所からガスの有無を確認可能。
  • メリット: 高い天井付近の配管や、人が立ち入ることができない狭い場所も、レーザーを照射することでガスの有無を確認できます。
レーザー式メタン検知器 使用イメージ

定置式ガス検知警報器の維持管理と最新モデルへの更新

定置式ガス検知器は、ビルの安全を守る最後の砦です。

震災時にも安心なモデルの検討

地震時の安全性を考慮し、指示警報部(濃度や警報を表示するユニット)には、震災対応が施されたモデルの導入をおすすめしています。


震度7相当の耐震試験にクリアした耐震設計や停電後にも監視を継続できる保安電源により万が一の震災時にも安心です。

保守・点検のしやすさを考慮した検知部の選定

ガスを検知する「検知部」は、設置場所に応じた保守・点検のしやすさを考慮して選びます。

  • 高所・閉所の場合:吸引式ガス検知部 PD-14II
    吸引口のみを点検困難な場所に設置し、本体は点検しやすい高さに配置することで、メンテナンス負担を軽減します。
  • 標準的な場所の場合:拡散式ガス検知部 KD-5
    手の届く範囲であれば、シンプルな拡散式を設置するのが一般的です。

普段お使いのガス検知器の「定期点検」も忘れずに

普段、貯水槽やピットなどの点検時に酸欠防止用に使用されている検知器自体の定期点検も重要です。ガス検知器は命を守る保安機器です。点検を怠ると重大事故につながる恐れがありますので、ガスセンサの感度を維持するために定期的な校正・点検をご依頼ください。

定期的なメンテナンスは、突然の故障による突発的な高額修理を防ぐことができる上、製品を長く使用することができ、コスト削減にもつながります。

また労働安全衛生法の酸素欠乏等防止規則で測定機器の点検が定められていますので、コンプライアンス順守の意味でも定期点検が必要です。

定期点検の時期を管理する負担を軽減するため、「機器情報登録」がおすすめです。ご自身での点検時期の管理は不要で、点検時期をメールでお知らせします。安心してガス検知器を使用するために、ぜひご登録ください!

まとめ:自主保安体制の構築をサポートします

地震などの災害から施設を守るためには、点検のための適切な機器の選定と、それらを維持管理する仕組み作りが欠かせません。
「自身が管理する設備に適した製品が知りたい」「高所点検の効率を上げたい」といったご相談は、ぜひ当社までお気軽にお寄せください。

この記事を書いた人

営業計画推進部 モス男

営業計画推進部 モス男