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ロングセラーの吸引式のガス検知器を大幅リニューアル! 携帯用ガス検知器「コスモテクター XP-3000IIシリーズ」 を発売します

新コスモス電機株式会社(JASDAQ上場:証券コード6824、住所:大阪市淀川区三津屋中2-5-4、TEL:06-6308-2111、社長:髙橋良典、資本金:14億6,000万円)は、携帯用ガス検知器「コスモテクター XP-3000IIシリーズ」を開発し、2021年7月1日より販売を開始いたします。

開発の経緯
吸引式の携帯用ガス検知器は、幅広い業種においてガス漏洩箇所の確認や濃度測定など様々な用途で使用されています。
当社では、1983年に吸引式の携帯用ガス検知器「コスモテクターシリーズ」を発売。爆発危険濃度測定から高感度測定、高濃度測定といった幅広い用途に対応する携帯用ガス検知器のスタンダードとして多くのお客様にご使用いただいてきました。その後、2005年にリニューアルをし、これまでに累計で100,000台を販売してきました。
一方、さらなる高機能化、堅牢さを求める声や時代に合わせた新たなニーズも出てきており、この度コスモテクターシリーズを大幅にリニューアルいたしました。
今回開発した「コスモテクター XP-3000Ⅱシリーズ」は、これまでのコスモテクターシリーズ同様、幅広い用途に対応する機種をラインナップ。新たに低濃度から爆発危険濃度までの可燃性ガスを1台で検知可能な「ワイドレンジモデル」が登場しました。また、Bluetoothを搭載し、スマホの専用アプリと連携。警報時には位置情報等をメールで自動送信し、関係者に漏えい場所をお知らせします。さらに、従来は「校正曲線表」を使って他のガス種の参考値を割り出す必要があった「ガス濃度の読み替え」は、自動で32種のガス種への読み替えが可能になりました※1。また、落下などへの耐衝撃性が従来機種より大幅にアップしています。
まずは、可燃性ガス(メタン・プロパン・イソブタン・水素等)用・酸素用から販売を開始し、今後その他のガス種用の機器を順次ラインナップしていきます。

XP-3000IIシリーズ

特長

1. ワイドレンジモデルが新登場 低濃度(ppm)から爆発危険濃度(%LEL)の表示を切り替えて検知できるワイドレンジモデルが登場しました※。これまで、高感度検知用ではスケールオーバーしてしまう場合、爆発危険濃度検知用の機器に持ち替える必要がありましたが、1台で幅広い範囲の検知が可能になりました。(※対象機種:XP-3360Ⅱ-W、XP-3368Ⅱ-W)

2.  専用アプリによるメール通知機能 Bluetoothを搭載し、専用アプリによる位置情報、リアルタイム濃度やトレンドグラフが確認可能。また、ガス警報時に自動送信メールの設定が可能。
メール通知機能

3. 32種類のガス種への読み替えが可能 メタン・イソブタン・プロパンを1ガス目に検知対象とする機器の場合、測定対象以外に32種類のガス種への読み替えが可能(※対象機種:XP-3310II、XP-3318II、XP-3360II-W、XP-3368II-W)。

4. 耐衝撃性アップ 従来品に比べて大幅向上。保護等級IP67相当の防水・防塵構造。

5. カラー液晶採用で表示がわかりやすい 画面表示にカラー液晶を採用。カラーのデジタルバーグラフと数字でガス濃度を見やすく表示。また、リアルタイムでガス濃度の変化を確認できるトレンドグラフ表示切り替え可能。

6. 乾電池/充電池2Way対応 単3アルカリ乾電池もしくは専用ニッケル水素電池のどちらでも動作します。

7. データロギング機能搭載 8.5種類の可燃性ガスを検知対象ガスに設定可能(オプション・購入時指定)

ラインナップ

タイプ 当社型式名

可燃性ガス検知器 (爆発危険濃度)

XP-3310II

可燃性ガス検知器 (高感度)

XP-3360II

可燃性ガス検知器 (高感度&爆発危険濃度)

XP-3360II-W

複合型ガス検知器 (可燃性ガス[爆発危険濃度]&酸素)

XP-3318II

複合型ガス検知器 (可燃性ガス[高感度]&酸素)

XP-3368II

複合型ガス検知器 (可燃性ガス[高感度&爆発危険濃度]&酸素)

XP-3368II-W
酸素濃度計 XP-3380II

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可燃性ガス検知器 XP-3360II-W / XP-3360II / XP-3310II
複合型ガス検知器 XP-3368II-W / XP-3368II / XP-3318II
酸素濃度計 XP-3380II