「ニオイ」とは?
  ニオイとはいったいどんなもの?
 ニオイとは、「大気中に浮遊する分子量が300以下の主に有機物で、水及び脂質にある程度の溶解性がある物質」で、既存の有機物約200万種のうち1/5の約40万種にニオイがあるとされています。
 ニオイの表現は、ひとに快感を与える「匂い」「香り」や、不快感を与える「臭い」「悪臭」などさまざまです。
  ニオイの特長 その1 ニオイは複合臭
 ニオイは通常、色々なニオイ物質が混ざり合った複合体で存在します。1種類のニオイ物質(アンモニア、硫化水素など)の場合は「ppm」※1や「ppb」※1といったいわゆる「濃度」としての単位がありますが、複合臭の場合はこういった単位がありません。公定法である嗅覚測定法で得られた臭気指数や臭気濃度にも単位はなく、強さの度合いという形で表されます。
私たちは普段、「○○のニオイ」と一つのニオイとして表現していますが、本当はたくさんのニオイ物質が混ざり合った形で存在しています。例えば「タバコのニオイ」は、ホルムアルデヒドやアンモニアなど、およそ数千種類にも及ぶニオイ物質が混ざり合っています。
※1 1ppm:百万分の一 1ppb:十億分の一
  ニオイの特長 その2 ニオイの相乗・相殺作用
 快い「香り」を流すことで、「香り」は感じても、「悪臭」の感じ方は弱くなることがあります(これをマスキングと言います)。市販されている芳香剤の多くはこの作用を使っています。
 ただしこの場合、弱い「悪臭」に対しては非常に効果的ですが、「悪臭」が強くなると効果は弱くなっていきます。
  ニオイの特長 その3 ウェーバー・フェフィナーの法則
 ニオイの物質濃度と嗅覚の感覚量との間には、『ウェーバー・フェフィナーの法則』があります。これは、ひとの嗅覚の感覚量はニオイの物質の対数に比例するという法則です。におう範囲内なら、悪臭物質を97%除去しても感覚的には1/2に、99%除去すると臭気の強さはやっと1/3になるように感じるといわれています。
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