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⼤阪市淀川区と包括連携協定を結び、⽕災警報器300台を寄贈

新コスモス電機株式会社は、2023年2月17日(金)地域社会の課題解決に向けた取り組みとして、大阪市淀川区と包括連携協定を締結しました。その一環として「一酸化炭素検知機能付き火災警報器 PLUSCO(プラシオ)」300台を寄贈いたしました。

1.包括連携協定について

当社は、1960年の会社設立より本社を大阪市淀川区に構えており、地域・社会の皆様には多大なるご協力を頂いてまいりました。また当社も地域・社会のお役に立てるよう、子供110番への登録や中学生の就労体験の受け入れ、各種企業訪問の受け入れ、三密対策に役立つ製品の寄贈、災害時地域協力事業所への登録等を行ってまいりました。そのような中、今後より一層自治体との連携を深め、地域課題解決に役立つ活動をしていくために淀川区と包括連携協定を締結する運びとなりました。

その一環として、「一酸化炭素検知機能付き火災警報器 PLUSCO(プラシオ)」を300台寄贈しました。寄贈した火災警報器は、淀川区役所より希望者を募り配布していただく予定です。

2.プラシオ寄贈の背景

2011年に全ての住宅へ住宅用火災警報器の設置が義務づけられましたが、現在でも年間約900名の方が住宅火災により亡くなっています。その原因の一つと考えられているのが、一酸化炭素です。令和4年版消防白書によると、建物火災による死因の約4割が一酸化炭素中毒・窒息によるものです。一酸化炭素は毒性が強いガスである上、無色無臭で人の五感では気づくことができません。気づかず吸引し続けると、一酸化炭素中毒に陥って身体が動かなくなり、逃げ遅れてしまう危険性があります。そのため、できるだけ早く一酸化炭素の発生に気が付くことが火災時には非常に重要です。


プラシオ

そこで、当社は長年の家庭用ガス警報器の開発で培った一酸化炭素検知技術を火災警報器に搭載することで、一酸化炭素の発生をお知らせするとともに、業界初のCO反応式※により従来の火災警報器より早く火災をお知らせすることができるプラシオを開発しました。

プラシオをより多くの住宅に設置いただき、悲惨な火災事故から一人でも多くの命を救いたいと思っています。

※住宅用防災警報器及び住宅用防災報知設備に係る技術上の規格を定める省令(平成17年総務省令第11号)第11条の規定に基づき、総務大臣に認証された基準

◎プラシオの詳細はこちら:https://www.cosmos-plusco.com