「空気よごれセンサ」で見た色々な場所の空気質とCO2濃度の関係
※:CO2濃度はIR式センサによって測定
 1. 学校の教室
A: 登校〜1時間目、2時間目(窓を閉めて授業)
空気よごれセンサ出力は、CO2濃度とよく似た出力を示す。
B : 3時間、4時間目(授業でニスを使用)
窓を開けて授業したので、CO2濃度は低下。
空気よごれセンサはニス(化学物質)のよごれを検知しCO2濃度より大きな出力を示す。
C : 給食〜掃除(窓を閉めて給食、窓を開けて掃除)
窓を閉めて給食を食べたので、CO2濃度は上昇。
空気よごれセンサの出力は給食のニオイを検知してCO2濃度より大きな出力を示す。
給食の後、窓を全部開け、椅子と机を教室の後ろに動かして掃除。空気よごれセンサもCO2濃度も朝のレベル近くまで低下。
 2. 一般家庭のリビングダイニングキッチン
A: 1が起床(朝食、アフターシェーブローション使用)
1人しか入室していないのでCO2濃度は低いが、朝食のニオイ、シェービングローションにより空気よごれセンサ出力は大きい。
B : 家族の起床(朝食)
家族(4人)が起床してきたのでCO2濃度は上昇。朝食をとったので、そのニオイで下がり始めていた空気よごれセンサ出力が少し上昇。
C : 子供の帰宅
子供の帰宅により、CO2濃度、空気よごれセンサ出力共に上昇。
D : 夕食(団欒)
ナベ料理をしているので、空気よごれ出力をはるかにこえるCO2濃度を記録。
団欒が終って家族が部屋を出て行ったのでCO2濃度、空気よごれセンサ出力共に低下。
 3. 高齢者施設(常時大容量換気施設)
A: 夜間介護
オムツ交換等により空気よごれセンサ出力が上昇。
B : 朝食
この日はほとんどニオイの出ない献立。(他の日は毎日8時に空気よごれセンサの出力が大きい)
C : 昼食
昼食のニオイにより空気よごれセンサの出力が大きい。
D : 夕食
夕食のニオイにより空気よごれセンサの出力が大きい。
常時大容量換気をしている施設なので、CO2濃度、空気よごれセンサ出力共に低く、空気よごれが発生しても速やかにきれいな状態に復帰している。
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